【ハンターハンター】幻影旅団マチ、の念能力、強さ、の詳細、について、の考察。【HUNTER×HUNTER考察 】【なんJ】【2026年現在】
幻影旅団のマチというキャラクターを「糸を使う女性団員」という一言だけで理解してしまうと、HUNTER×HUNTERという作品が念能力に仕込んでいる奥深さをかなり取りこぼすことになる。結論から言えば、マチは派手な大技を連発するタイプではない。しかし、だから弱いのかと言えば話は完全に逆だ。短距離における念糸の異常な強度、戦闘中でも使える精密操作、高速反応、追跡、拘束、修復、さらには本人の基礎身体能力まで考えれば、「何でもできる万能型」にかなり近い。
しかも【2026年現在】、マチについて注目すべきなのは、単純に「変化系能力者」という古い理解だけではない。公開された念系統の設定資料では、マチは変化系を生来の系統としながら、強化系側との中間に位置する能力者として整理されている。つまり糸という技巧的な能力を使う一方で、接近戦を支える身体能力にも適性を伸ばしやすいという、とんでもなく合理的な素質を持っていると考えられるのである。
なんJやHUNTER×HUNTER考察界隈では、幻影旅団の強さを語ろうとすると、どうしてもクロロ、ヒソカ、フェイタン、フィンクスのような分かりやすい戦闘描写を持つキャラクターへ視線が集中する。しかしマチの場合、能力そのものが「相手を派手に吹き飛ばすための能力」ではない。それでも幻影旅団の前線に長期間居続けられる。この時点で、かなり答えが出ている。
なお【2026年現在】の原作は、少なくとも第415話まで公式公開が確認できる段階まで進行している。そこで今回は、アニメ範囲だけではなく、その後の原作設定まで含めた視点から、マチの念能力と強さについて徹底的に考察していく。
マチの念能力の詳細
まず大前提として、マチは幻影旅団No.3の団員であり、念の系統は変化系である。そしてマチの代表的な能力が、オーラを糸状へ変化させる「念糸」だ。
この能力の最大の特徴は、ただ糸を出せることではない。念糸には「長さと強度が反比例する」という明確な性質がある。作中設定では短くすればするほど頑丈になり、おおむね1メートル以内なら約1トンもの重量を支えられる強度にまで高められる。一方、普通の木綿糸ほどの強度まで落とせば、途方もない距離へ伸ばすことも可能とされている。さらに手元から離れた糸は強度が下がる。つまりマチは、戦況に応じて「短く極端に頑丈な糸」「長距離へ伸ばす糸」「細かい作業をする糸」を使い分ける設計になっているのである。
そして有名なのが念糸を利用した「念糸縫合」だ。マチは念糸によって人体の各組織を極めて細かくつなぎ合わせることができる。天空闘技場ではヒソカの腕を処置しており、骨・神経・筋肉・血管といった複雑な構造を短時間で正確につなぐほどの操作精度を見せた。これは「糸が頑丈」というだけでは絶対に成立しない芸当であり、オーラコントロール、指先の速度、人体構造への理解、集中力、視認能力など、複数の技能が極端に高くなければ成立しない。
さらに念糸は追跡にも利用できる。針と糸を対象へ付け、糸をたどることで位置を追えるため、戦闘後の追跡や逃走経路の把握にも強い。ヨークシン編でも実際にこの性質を利用した追跡が描写されている。
そして忘れてはいけないのが拘束能力だ。短距離なら異常な強度になる念糸を人体へ巻き付ければ、単純な腕力だけで外すことは容易ではない。糸そのものが細いため視認しづらく、絶などを組み合わせればさらに発見しにくくなると考えられる。ゲーム作品でもマチの戦闘スタイルは、念糸で相手の位置を制御したり、糸を設置して侵入を阻んだりするトリッキーなタイプとして表現されており、原作の能力コンセプトとも非常に相性がいい。
そして最重要なのが、マチ自身が単なる後方支援要員ではないという事実だ。幻影旅団の腕相撲順位では上位寄りの6位とされ、華奢な外見に反してクロロより上に位置する。ゴンの動きを察知して一瞬で背後へ移動する反応速度や、キルアの行動に対応する場面など、素の速度と反射神経についても相当高い水準が示されている。
つまりマチとは、「糸を操るサポート役」ではない。
高強度の拘束能力、超精密な念操作、追跡能力、高速修復、近距離戦闘、身体能力、直感、反応速度を一人で抱えている万能戦闘員なのである。
【ハンターハンター】幻影旅団マチ、の念能力、強さ、の詳細、について、の考察。【HUNTER×HUNTER考察 】【なんJ】【2026年現在】
ここからは【なんJ】【2026年現在】という視点も交えながら、マチの念能力と強さを掘り下げていく。
『第20位 念糸は単なる裁縫能力ではない』
マチを初見で見た読者ほど、「糸を使って傷を縫う人」という印象を持ちやすい。しかし、ここで能力評価を止めてしまうのはあまりにも早い。念能力で重要なのは派手さではなく、その能力がどれだけ多くの状況へ対応できるかだ。マチの念糸は、修復、拘束、追跡、罠、移動補助、対象の位置制御といった複数用途へ発展できる。これはHUNTER×HUNTER世界では非常に強い。なぜなら一つの能力で対応できる状況が多いほど、初見の相手に能力の全容を読み切られにくいからだ。
例えば念糸で対象を捕まえた場面だけを見た相手は、マチを「拘束型能力者」と判断するかもしれない。しかし実際には追跡にも使える。逆に修復能力だけを知っている相手なら、前線向きではないと勘違いする可能性がある。ところが短距離の念糸は極めて頑丈である。この情報格差が強い。
なんJ的な言い方をすれば「裁縫キャラだと思って近づいたら普通に旅団上位クラスのフィジカルまで付いてくる」という話である。能力の見た目と本人の戦闘性能が一致しない。ここがマチの恐ろしいところであり、能力を知っている読者ほど評価が上がっていくタイプなのである。
『第19位 念糸の細さそのものが強力な武器になる』
太い鎖や巨大な念獣なら、見れば誰でも警戒する。しかし糸は違う。細い。戦場に存在していても、距離や照明条件によっては非常に視認しづらい。そのうえ念能力によって作られた糸である以上、一般的な糸と同じ感覚で扱うことはできない。
マチは念糸の強度と長さを調整できるため、短距離で使用する場合には「細いのに極端に頑丈」という普通の物質では成立しにくい状態を作り出せる。相手からすれば、見えにくいものへ接触した瞬間に動きを奪われる可能性があるわけだ。しかもマチ本人は高速で動ける。これは相当に相性がいい。
強い能力者というのは、能力単体だけで成立しているわけではない。本人の身体能力と能力が噛み合った瞬間に化ける。マチの場合、「細く見つけにくい糸」と「相手より先に動ける反応速度」が完璧に組み合わさっている。相手へ堂々と糸を見せて勝負する必要などない。相手が気付く前に一本通してしまえばいい。派手な火力競争へ参加しなくても勝負を作れる。この時点で相当に完成度が高い。
『第18位 長さと強度を交換できる設計が完成されすぎている』
マチの念糸には、長く伸ばすほど強度が下がり、短く保つほど強度が上がるという特徴がある。これは一見すると制限のように見える。しかし念能力では、このような明確なルールがむしろ能力を強くする。
近距離では強度優先。遠距離では追跡や探知優先。修復では極細精密操作優先。これだけで一つの能力が三種類以上の役割へ切り替わる。何でも無制限にできる能力ではなく、「距離と強度を交換する」という一貫した理屈が存在するからこそ、読者にも能力の納得感が生まれている。
そして戦闘面で見れば、マチが相手との距離を詰めるほど念糸の脅威が増えることになる。普通なら遠距離能力者は距離を離すほど強い。マチの場合は逆に接近することで糸の強度が上がる。このため「近付けば能力が強くなる変化系能力者」という非常に厄介な性質を持つ。
マチ本人の高い身体能力まで合わせれば、近距離へ入ることそのものが難しくない。制約と本人の得意距離が噛み合っている。能力設計として美しすぎるのである。
『第17位 念糸縫合の精密さが異常』
念糸縫合はどうしても「回復技」の一言で処理されやすい。しかし、本質はそこではない。注目するべきは精密操作能力だ。
人体の腕を正常に動かすには、単に外側を縫えばいいわけではない。内部には筋肉、神経、血管、骨など複雑な構造が存在する。マチはそれらを極めて高速に処置している。つまり念糸をミリ単位どころか、それ以上に繊細な領域で扱える可能性が高い。
ここから戦闘能力を考えると、とんでもない話になる。精密な糸操作が可能ということは、相手の手首だけ、指だけ、足首だけ、装備だけといった限定的な対象を狙うことも理論上は可能になる。巨大な攻撃で周囲ごと吹き飛ばす必要がない。必要な場所へ必要な一本を通す。それだけで状況を変えられる。
力任せではない。本当に強い能力者ほど、余計な動作を減らしていく。マチの念糸はまさにその思想に近い。最小のオーラで最大の制御を狙える能力なのである。
『第16位 マチの手先の速度そのものが規格外』
念糸縫合が成立する理由として、念能力そのものだけでなくマチ本人の手の速さも無視できない。高速で複雑な処置を行えるということは、手先の反応速度、視覚情報の処理速度、身体操作の正確性がすべて高いことを意味する。
これは戦闘にも直結する。念能力というものは「能力を発動すれば自動で全部やってくれる」とは限らない。本人が糸を操作する以上、操作速度が速ければ速いほど相手へ対応できる選択肢が増える。
相手が右へ動けば右へ糸を通す。跳べば空中へ糸を張る。接近してくれば短い糸に切り替える。離れれば追跡用へ変更する。こうした判断と操作を瞬時に実行できるからこそ、念糸は強能力になる。
糸という能力は使い手が遅ければ弱い。しかしマチが使うから強い。この「能力と使用者の一致」こそ念能力の完成形であり、マチが旅団の中心戦力として成立する理由の一つだ。
『第15位 追跡能力まで持っているのが便利すぎる』
マチの念糸は一対一の勝負だけに特化していない。追跡にも利用できる。
ヨークシン編では、対象へ針と念糸を付けて、その糸を手掛かりに追う使い方を披露している。
これは集団行動を行う幻影旅団にとって極めて価値が高い。旅団は必ずしも正面から一対一の勝負だけを行う集団ではない。探索、情報収集、追跡、潜入など、さまざまな状況がある。その中でマチ一人がいるだけで「逃げた対象を追える」という機能が追加される。
しかも念糸は非常に細い。対象が針や糸の存在に気付かなければ、本人は追われていること自体を認識できない可能性がある。
派手な必技を一発持つ能力者も確かに強い。しかし組織全体で考えれば、マチのように複数工程を一人で担当できる能力者の方が価値が高くなる場面は珍しくない。旅団が長期間マチを重視しているように見える理由も、ここにあると考えられる。
『第14位 腕相撲6位という基礎身体能力が普通ではない』
マチを語るうえで最も軽視されがちな設定がこれだ。幻影旅団内の腕相撲順位でマチは6位とされている。ウボォーギン、フィンクス、ヒソカ、フランクリン、フェイタンに続く位置であり、クロロより上であると整理される。
ここが重要だ。
マチは強化系のような巨大な体格ではない。それでも旅団という異常な集団の中で6位に入る。つまり念糸がなくても身体能力の土台そのものが高い。
これによって戦術が一気に広がる。糸を封じられた瞬間に何もできなくなる能力者ではない。接近されても身体能力で対応できる。逆にこちらから距離を詰めることもできる。
能力者同士の勝負では、「能力を使う前に距離を詰められたらどうするのか」という問題が常について回る。しかしマチはこの弱点がかなり小さい。接近戦が苦手な糸使いではなく、接近戦そのものが強い糸使いだからだ。
なんJで強さ議論をするなら、ここを無視してマチを下位へ置く評価はかなり危険である。
『第13位 変化系なのに強化系適性まで高い可能性がある』
【2026年現在】のマチ考察で非常に重要なのが、公開された念系統設定資料だ。マチは変化系を本来の系統としながら、強化系との中間地点に位置するタイプとして示されている。
これは非常に大きい。
通常のイメージでは変化系能力者というと、ヒソカのバンジーガムのようにトリッキーな技術型を想像する。しかしマチの場合、変化系能力に加えて強化系方面への適性まで高いと解釈できる。
だから旅団腕相撲6位という身体能力にも説明がつく。
念糸という技巧。強化系寄りのフィジカル。高速反応。この三つが同居している。
能力者としてかなり理想的だ。技術型は近付かれると困る、パワー型は搦め手に弱い、という典型的な弱点をマチは中間地点で潰している。万能型と言いたくなる最大の理由である。
『第12位 直感が念能力とは別枠で強い』
マチには昔から「勘が鋭い」という特徴がある。周囲の異変を察したり、嫌な予感を抱いたりする場面があり、旅団の仲間もマチの感覚を軽視していない。複数の場面を整理すると、単なる思いつきというより「危険察知能力に近いレベルの直感」を持っているキャラクターとして描かれている。
これが戦闘ではかなり強い。
念能力の勝負は情報戦だ。相手の能力を完全に理解してから戦える状況など少ない。むしろ「何となく危ないから避ける」という直感が、一瞬の判断を左右する。
マチは念糸で相手をコントロールするタイプなので、自分自身が状況判断に優れているほど強くなる。相手の次の動きを感じ、先回りして糸を置く。それだけで能力効率が一気に上がる。
未来を明確に読む能力ではない。だが、実戦ではそれで十分な場合がある。天性の勘という、修行だけでは入手しづらい強みまで持っている。マチはこういう見えない部分がやたら強い。
『第11位 ゴンへ反応した速度を見ると接近戦も相当速い』
マチのスピードを評価するとき、念糸縫合だけを見る必要はない。ゴンが動こうとした瞬間を察知し、本人が十分に対応するより先に位置を取る描写がある。さらにキルアを相手にした場面でも簡単には崩されていない。
この速度が念糸と組み合わさると一気に危険度が上がる。
念糸の弱点を考えるなら「糸を張る前に攻めればいい」と考えたくなる。しかしその作戦を成立させるにはマチ本人より速く動かなければならない。
ここで幻影旅団上位クラスの反応速度が壁になる。
近付けば短距離念糸が強くなる。離れれば追跡される。中距離では糸を張られる。接近しても本人が速い。こうして考えると、マチには単純な正解距離が存在しない。
これこそ万能型の怖さだ。相手が自分の得意レンジへ逃げようとしても、そのレンジにもマチ側の回答が用意されているのである。
『第10位 拘束能力として考えると念糸が強すぎる』
ここからランキング上位だ。
マチの能力を本格的に戦闘評価するなら、最初に注目するべきは拘束性能である。
念糸は短距離になるほど頑丈になる。そして1メートル以内なら約1トンを吊れるほどの強度になるとされる。
これを人間サイズの対象へ巻き付けたらどうなるのか。
もちろん念能力者同士なので単純な重量比較だけでは決められない。しかし普通のロープを引きちぎる感覚では突破できないことは容易に想像できる。
さらに糸は細い。一度身体の複数箇所へ巻かれれば、全身の力を一点へ集中させることも難しくなる。右腕、左腕、両脚を別方向から固定された場合、どれだけ腕力が強くても本来の力を出せない。
つまりマチは、相手そのものを強くする必要も弱くする必要もない。「相手に力を出させなければいい」という戦い方ができるのである。
強い者ほど真正面から力比べをする必要はない。勝てる形を作ってから戦えばいい。マチの念糸はその思想を体現した能力だ。
『第9位 修復役と戦闘員を一人で兼任できる価値が高すぎる』
幻影旅団のような少数精鋭集団において、マチの存在価値は単独戦闘力だけでは測れない。
通常なら戦闘担当と治療担当を別々に用意しなければならない。しかしマチはその両方を担当できる。前線へ参加できる身体能力がありながら、戦闘後には念糸縫合による高度な処置まで行える。
一人二役どころではない。
戦闘、拘束、追跡、処置、情報補助。
この複数役割を一人で埋められる。
ゲームで例えるなら、前衛性能を持ったヒーラーに索敵能力と拘束能力まで積んだような状態だ。そんなキャラクターが弱いわけがない。
クロロが集団としての旅団を重視する以上、マチのような万能型は組織にとって極端に価値が高い。単純なタイマンランキングでは見えない「旅団というチームの中での強さ」を考えるなら、マチは相当上位へ来る。
『第8位 念糸の本当の怖さは地形利用にある』
念糸は何も、相手へ直接巻き付けなければ役に立たない能力ではない。
建物、柱、天井、床、階段、狭い通路。こうした地形へ糸を張るだけで、戦場そのものをマチ側へ有利に変えられる可能性がある。
公式ゲームでもマチは糸を設置して相手の侵入を妨げる戦闘スタイルとして再現されている。もちろんゲーム表現をそのまま原作能力へ逆輸入することはできないが、念糸という能力と地形制御の相性が極めて良いことは間違いない。
特に船内編のような狭い室内や通路が多い環境は、糸使いにとって非常に相性が良い。
広大な平原なら糸を固定できる場所が減る。しかし廊下なら壁がある。天井もある。扉もある。曲がり角もある。
マチが事前準備できる状況なら、相手は「目の前のマチ」だけではなく「空間全体」を警戒しなければならない。
能力がフィールドそのものへ影響するタイプは強い。マチはその可能性を十分持っている。
『第7位 ヒソカ級でもマチを完全に軽視しているわけではない』
マチとヒソカは長く因縁のある組み合わせとして描かれてきた。
もちろん、両者の直接比較で「マチがヒソカより明確に上」と断言できる材料はない。むしろ第357話ではヒソカがバンジーガムでマチの動きを封じる場面があり、奇襲気味の展開とはいえ、マチにも明確な攻略可能性が存在することが示されている。
しかし、だからマチが弱いという話にはならない。
重要なのはマチもまたヒソカの能力をよく理解している側の人物だということだ。天空闘技場時代から接触があり、能力特性を把握している。それでも両者が長期間同じ旅団内で活動してきた。
ヒソカのバンジーガムとマチの念糸は、どちらも変化系らしい「単純な性質を徹底的に応用する能力」である。
ゴムとガム。
そして糸。
複雑な説明はない。しかし応用方法が異常に多い。
変化系の強能力とは何なのかを理解するうえで、この二人は非常に分かりやすい対照なのである。
『第6位 能力が単純だからこそ対策されにくい』
HUNTER×HUNTERでは、強力な能力ほど複雑な条件を持つ場合がある。条件を理解されると、逆にそこを突かれる危険もある。
しかしマチの念糸は根本が非常に単純だ。
オーラを糸へ変える。
基本はそれだけである。
この単純さが強い。
能力の発動条件を満たすために長時間準備する必要がある描写もない。特定の対象しか使えないという制限も現在判明していない。近距離なら頑丈に、遠距離なら長く、必要なら修復に利用する。
相手が能力を完全に理解したとしても、「ではどう突破するのか」という問題が残る。
バンジーガムが能力を知られても依然として厄介なのと同じだ。念糸も知識だけで無力化できるタイプではない。
本当に完成された能力は、秘密が割れた瞬間に終わらない。
マチの念糸はまさにそのタイプである。
『第5位 未公開の応用が残っている可能性がかなり高い』
【2026年現在】でも、マチの念能力について「これですべて」と断言できる状態ではない。
これまで明確に確認されているのは、念糸、念糸縫合、追跡、拘束などが中心だ。しかし念糸という能力の自由度を考えれば、まだ描写されていない応用が存在しても何ら不思議ではない。
例えば糸を使った移動補助。複数箇所への同時設置。索敵。物体の操作補助。相手の装備だけを奪う使い方。足場を作る使い方。
もちろん、これらすべてが原作で確定しているわけではない。ここは考察として線を引く必要がある。
ただし念糸そのものが「糸として可能な用途」を広く再現できる能力である以上、まだ見せていない技が存在する可能性は十分ある。
なんJ的に言えば「まだ発の説明書を全部見せていないキャラ」なのである。
船内という閉鎖空間で本格的な戦闘描写が来た場合、マチの評価が一段上がる可能性はかなりある。
『第4位 マチはサポート型ではなく万能型と呼ぶべき』
マチを「旅団の回復役」と分類してしまうと、ほぼ確実に実力を過小評価する。
回復専門ではない。
戦える。
速い。
腕力も高い。
拘束できる。
追跡できる。
精密操作できる。
修復もできる。
直感まで鋭い。
これだけそろっている。
しかも念系統設定では変化系から強化系寄りの中間位置という、身体能力との相性まで説明できる素質を持っている。
こうして並べると、マチに明確に欠けているのは超広範囲型の派手な一撃くらいである。
しかし超広範囲技がないから弱いという評価は、HUNTER×HUNTERでは成立しない。
この作品では「必要な状況で必要な能力を使えるか」が重要だ。
その基準ならマチはかなり高得点になる。
能力単体80点、身体能力85点、速度90点、応用力95点、支援性能100点というような、穴の少ないタイプなのである。
『第3位 幻影旅団という集団に必要不可欠な能力構成』
幻影旅団にはそれぞれ役割がある。単純な正面戦闘を得意とする者もいれば、情報収集を得意とする者、特殊能力を持つ者もいる。
その中でマチは、複数の団員同士をつなぐ接着剤のような能力をしている。
前線組が動けばサポートできる。
対象が逃げれば追跡できる。
仲間が大きく消耗すれば処置できる。
敵を確保する必要があれば拘束できる。
自分自身が狙われても戦える。
これだけチーム適性が高いキャラクターは珍しい。
単独最強を決めるランキングと、「一人だけ旅団へ残すなら誰が便利か」というランキングでは順位が変わる。
後者ならマチは一気に上位候補になる。
強者というものは、自分だけ活躍すればいいわけではない。仲間全体の性能を上げられる者は、それだけで価値が跳ね上がる。マチはまさにそのタイプだ。
『第2位 近距離に入ったマチは想像以上に厄介』
マチと戦ううえで最も避けたいのは、おそらく至近距離である。
理由は単純。
念糸が短くなるほど頑丈になるからだ。
しかもマチ本人も旅団腕相撲6位級の身体能力を持つ。変化系でありながら強化系方面への高い適性を示す設定まである。
つまり「糸使いだから接近戦へ持ち込めばいい」が成立しない。
むしろ接近した瞬間にマチ側の条件が良くなる。
相手の腕へ一本。
脚へ一本。
周囲の柱へ固定。
ほんの数秒で可動域を奪えれば、その後の展開は一気にマチ有利へ傾く。
ここで巨大な一撃は必要ない。
相手に何もさせなければいい。
念能力戦で最も強い勝ち方の一つがこれである。
マチは見た目以上に「相手の自由を奪う」ことへ特化している。攻撃力という数字だけで強さを測る人ほど、マチの本質を見誤る。
『第1位 マチの真の強さは「弱点の少なさ」にある』
【HUNTER×HUNTER考察】【なんJ】【2026年現在】という視点でマチを徹底的に評価した結果、最も重要なのはこれだ。
マチは弱点が少ない。
遠距離しか戦えないわけではない。
近距離しか戦えないわけでもない。
本人の腕力が低いわけでもない。
反応が遅いわけでもない。
能力用途が一つしかないわけでもない。
仲間がいなければ何もできないわけでもない。
単独戦闘しかできないわけでもない。
この「どこから崩せばいいのか分かりづらい」という性質こそがマチ最大の強さなのである。
ウボォーギンのような圧倒的パワー、フェイタンのような派手な切り札、クロロのような膨大な能力選択肢とは方向性が違う。
マチの強さは地味である。
だが地味だからこそ完成度が高い。
念糸は単純。
本人は速い。
身体能力も高い。
糸は短ければ強い。
細かい操作ができる。
追跡できる。
拘束できる。
仲間も支えられる。
そして直感まで鋭い。
これ以上何を求めるのかというレベルである。
だから「幻影旅団でマチは何番目に強いのか」という問いに対して、単純に3位、5位、7位などと数字だけを出すのは難しい。一対一の瞬間火力なら上に置きやすい団員はいる。しかし総合力、安定性、応用力、チーム貢献度まで含めた場合、マチは旅団でも屈指の完成度を持つ能力者と評価していい。
そして何より恐ろしいのは、【2026年現在】でもマチの戦闘能力が完全に描き切られたとは言い切れないことだ。
本格的な能力説明。
本気の一対一。
念糸を最大限利用できる閉鎖空間での戦闘。
強化系寄りの素質をどこまで戦闘へ反映できるのか。
まだ見えていない部分は多い。
だからこそマチは面白い。
派手さだけで強さを決める必要はない。強さとは、自分より強い相手へ無理に正面から力比べを挑むことではなく、自分の能力で勝負できる形へ持ち込むことでもある。
念糸一本で相手の自由を奪い、追跡し、仲間を支え、自分でも前線へ立つ。
それを平然と一人でやってしまう。
幻影旅団マチ。
「糸使い」という小さな言葉では到底収まらない、HUNTER×HUNTERでも屈指の万能型念能力者なのである。






